投資の海図かいず

30日カリキュラム / Week 3・制度と株

Day 18:証券口座の開き方(中立に、比べ方を)

今日のひとこと

今日は実務の入口、証券口座の話です。投資を始めるには、銀行口座とは別に「証券口座」が必要です。ただ最初にはっきりさせます。このサイトは、どの証券会社も名指しで勧めません(憲法)。代わりに、もっと大事な「自分で安全に選ぶための物差し」を渡します。これは一生使えます。

今日のねらい

口座開設のおおまかな流れと、中立に「比べる視点」を持つこと。

証券口座とは

株や投資信託を売買するための、専用の入れ物です。銀行が「お金を預ける場所」なら、証券口座は「投資商品を保有・売買する場所」。NISAやiDeCoも、こうした金融機関を通して始めます。

開設のおおまかな流れ

  1. 金融機関を選ぶ(後述の物差しで)
  2. 申し込み(本人確認書類・マイナンバーが必要)
  3. 審査・開設(数日〜)
  4. 入金して、商品を選んで購入

※具体的な手順は各社で違います。必ず、その会社の公式サイトの案内に従ってください(手順を「代行する」という第三者は危険。後述します)。

「比べる視点」7つ(名指しせず、自分で選ぶ物差し)

どこがいい・悪いではなく、この観点で自分に合うところを選ぶ、という見方を持ちましょう。

  1. 登録業者か(最重要・後述)
  2. 手数料(売買手数料、投信の取扱い、信託報酬の低い商品があるか/Day 14)
  3. NISA・iDeCoに対応しているか
  4. 取扱商品の幅(自分が買いたい低コストの投信があるか)
  5. 最低投資額(少額・積立に対応しているか)
  6. 使いやすさ(アプリ・画面の分かりやすさ)
  7. サポート体制(困ったとき相談できるか)

迷ったら、比較情報も公的・中立なものを参照し、最後は公式サイトで裏取りを。

最重要:「登録された業者か」を必ず確認

日本で証券業などを行うには、国への登録が必須です。逆に言えば、登録のない業者は違法で、極めて危険です。あなたが取引する前に、必ず確認できます。

金融庁「免許・許可・登録業者一覧」 → https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html

ここに載っていない業者は、どんなに立派なサイトでも、取引してはいけません。これはWeek 1の「うまい話チェックリスト⑨」の実践編です。

公式ソースで確かめる

詐欺レーダー

口座まわりは、なりすましや情報の詐取が多い場所です。

業者は「信じる」ものではなく、「登録を確認する」ものです。

今日の一歩(1つだけ)

実際に、金融庁の登録業者一覧ページを開いて、「こういう公式リストがあるんだ」と確認してください。 → https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html

中身を読み込む必要はありません。「業者は、ここで登録を確認できる」と知ることが、今日の最大の収穫です。

つまずきやすいポイント

明日は、投資の安全運転の核心「分散投資」。卵を一つのカゴに盛らない、という有名な知恵を、実践レベルに落とします。