投資の海図かいず

30日カリキュラム / Week 3・制度と株

Day 21:Week 3ふりかえり + 無登録業者・SNS勧誘の詐欺レーダー

今日のひとこと

Week 3、完走お見事です。NISA・iDeCo・口座・分散・積立と、実際に始めるための知識が揃いました。だからこそ今日は、もう一度しっかり守りを固めます。お金を動かす準備ができた人ほど、詐欺師に狙われるからです。今日はWeek 3の総点検と、現代の投資詐欺の主戦場「SNS」の話です。

今日のねらい

業者の登録確認を習慣にし、SNS型投資詐欺の典型パターンを見抜けるようになること。

Week 3の地図(30秒で復習)

実践の準備が整った今、最後の砦が「詐欺を見抜く目」です。

最重要レーダー①:無登録業者

Day 18の復習にして、最重要です。日本で投資の勧誘や取引を行うには、国への登録が必須。登録なしは違法です。

注意点が一つ。載っていない=安全、ではありません(警告は確認できた分だけ)。「登録一覧に有るか」をプラスで確認するのが確実です。

最重要レーダー②:SNS型投資詐欺

いま被害が急増している主戦場です。金融庁が専用の注意喚起・情報窓口を設けるほど。典型的な流れはこうです。

  1. SNS広告・DM(著名な投資家・経営者・有名企業になりすまし。本人の写真を無断使用)
  2. 「無料で教えます」とLINEグループや個別チャットへ誘導(外から見えない場所へ)
  3. 最初は少額で「儲かった」と思わせる(画面の数字は偽物)
  4. 大きく入金させる →「出金には税金・手数料が必要」とさらに要求
  5. 連絡が取れなくなる

見抜くカギ(Week 1チェックリストの実戦)はこうです。

参考:金融庁「SNS等での投資勧誘に注意」 → https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/sns.html

最重要レーダー③:ポンジ・スキーム

Day 3・Day 5で触れた「源泉のない儲け」の正体が、これです。新しく入った人のお金を、先に入った人への“配当”に回すだけの自転車操業。運用の実体はありません。

Day 3の問いを、もう一度。「そのお金、どこから湧いてくるの?」。答えられないなら、近づかない。

今日の一歩(1つだけ)

2つの公式リストの存在を、目で確認してください。

「取引の前に、ここで業者を確かめる」。この一手順を体に入れることが、今日いちばんの収穫です。

つまずきやすいポイント


ここまでで、実践の準備と、それを守る盾が揃いました。最終週Week 4は、知識の最後のピース。「心理」と、暗号資産の危うさ、そして、いざという時の備えと相談先です。一番「人間くさい」週です。ゆっくり休んで、また明日。